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いつも「はじめて」の気持ちで

5/23/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。


皆さまは、新宿マルイ本館にて開催中の写真展を体験されましたか?
時間を決めて、写真家とモデルのダンサーが在廊していますが、やはり週末はご来場の方が多く、なかなかゆっくりとお話をすることが難しい場合もあります。
平日も20:00までオープンしておりますので、落ち着いて作品をご覧になりたい方は、ぜひ平日の夜に足をお運びください。


先日は開店前のマルイ本館に、一足お先に入館させていただきました。
お客さまがいらっしゃる前の劇場は見慣れたものですが、デパートでそのような体験をしたのははじめてでしたので、わくわくどきどき…
お店のスタッフさんと同じ通路を通って、たくさんのお洋服やお品物が保管してあるバックヤードを通って、キョロキョロしながら写真展の会場である4階に到着しました。
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日頃、お買い物をしているフロアーの華やかでにぎやかな様子とは雰囲気が異なり、照明も最低限で物音ひとつしません。
ですが、その静けさの中にも「さぁ、これからお客さまをおむかえしますよ!」というような意気込みや、「お客さまが楽しんでくれますように!」というようなわくわく感が感じられて、その場にいる自分自身にもエネルギーが満ちていくような気がしました。
それは、きれいに並べられたたくさんのお品物からはもちろん、それを前の日にきちんとディスプレイされているスタッフさんのお気持ちが、その空間に満ちていたからかもしれません。
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そして、写真展の会場もレセプションの時とは、レイアウトを変えて、より多くの方がゆったりと展示を楽しめるようにしてあり、こちらも「皆さまがすてきな時間を過ごせますように!」という空気感が漂っていて、とても心地の良いものになっていました。


お店にしても、展示にしても、もしかしたらパフォーマンスにしても、長い期間を過ごしたり、同じことを繰り返していると、慣れが出てきたり、ほんの少しの気のゆるみから見落としをしてしまうこともあるかもしれません。
ですが、それが積み重なっていったら、どうなってしまうでしょうか?


以前、お店の方とお話をさせていただく機会があったのですが、印象的だったのは「常連のお客さまにしても、その時偶然にご来店いただいた方にしても、<いま、ここ>で出会い、同じ時間を過ごすのは<いま、ここ>でしかありません。だからこそ<いま、ここ>を大切にしています」という姿勢でした。
これは、私たちアーティストが舞台やパフォーマンスにかける想いとまったく同じですし、また私たち講師がクラスにかける想いとも通じるものがあり、お仕事は違えども深いところで繋がっているのだな、と感激しました。
そして改めて、自分が「お客さま」としてお店や、劇場に足を運ぶ際には、パフォーマンスに関わる人々やスタッフさんとも、より良い<いま、ここ>を共有出来るような、より良い自分で在りたいと思いました!


日々のレッスンを頑張っている生徒の皆さんも、どうぞ<いま、ここ>に慣れることなく丁寧に積み重ねていきましょうね。(木村)


池上でバレエをするなら!
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