みなとシティバレエ団附属 池上バレエスクール
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絵本紹介⑥

5/6/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

今回、ご紹介する絵本は、春になると必ず思い出す1冊です。
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バレエのレッスンを続けているのに、なかなか上手になれなくて困っている、主人公の女の子。
「バレエが上手になりますように…」といつも願っていますが、どうしてもすてきに踊ることが出来ません。
そんなある日、「山のくつや」さんからお家に1足のシューズが届きました。
「山のくつや」さんは、なぜ女の子がバレエを習っていることや、上手に踊りたいと思っていることを知っていたのでしょう?
不思議に思いながらも、そのシューズに導かれて、女の子は「山のくつや」さんに会いに行きます。
女の子が「山のくつや」にたどり着くと、大きな桜の木の下でうさぎのくつやさんが、大忙しでシューズを作っていました。うさぎのくつやさんは、うさぎバレエ団のみなさんのために、なんと、30足ものシューズを完成させなければならないのです。
シューズ作りのお手伝いをする女の子。
その完成を今か、今か、と待っていたうさぎバレエ団のうさぎたちは、出来上がったシューズを早速履いてバレエの練習を始めます。
うさぎたちの練習に加わった女の子は、空が薄紫に染まるまで、跳んだり、揺れたり、回ったり…まるで桜の花びらのようにすてきに踊れるようになっていました。
ふと気付くとくつやさんもバレエ団のうさぎたちも、その姿が見えません。
でも女の子の中には、うさぎたちとすてきに踊ったあの感じが残っていましたから、お家に帰ってからも桜のようにすてきに踊って見せることが出来たのでした。
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「うさぎのくれたバレエシューズ」は、阿房直子作、南塚直子絵の美しい絵本です。桜の花びらが舞う様子を描く、色鉛筆のような、クレパスのようなタッチが、その軽やかさを表して、時に桜の香りまでがただよってくるように感じます。

バレエを習って5年経ち、なかなか上手くならないことを悩む女の子は、多くの小さなバレリーナの共感をよびますし、「私にもうさぎのくつやさんからシューズが届かないかしら?」と思った人もいるのではないでしょうか?
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スクールが附属している「みなとシティバレエ団」も、プロのダンサーとして活躍するだけでなく、小さなバレリーナの「上手に踊りたい」という気持ちを後押し出来るような、お役に立てるような活動にも力を注いでまいりますので、今後の「みなとシティバレエ団」にもどうぞご注目ください。(木村)
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