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お家でできるトレーニング⑥

6/10/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

これまでご紹介してまいりました「身体遊び」から、少し進んで、ストレッチやコントロールについて数回に分けてお伝えしていこうと思いますので、ぜひ皆さんもこつこつと続けてみてくださいね。

今回はお家で出来るトレーニングのご紹介です。
まずは自分の身長に合う椅子を用意します。
ここで余談ですが、皆さんは自分の身体に合った椅子を使っていますか?
足がぶらぶらしていたり、座面にお尻が沈みすぎたり、背もたれが遠いままにしていては、子どもの筋力では姿勢を保持することが難しく、姿勢が保持出来ないがゆえに集中力が保てなかったり、逆に姿勢を保持しようと身体を無理に力ませてしまう場合もありますから、今一度お家の椅子をチェックしてみてください。
そしてもし足がぶらぶらしてしまう場合は足の下に台を置く、背もたれが遠い場合はクッションを入れる…など、ひと工夫をしてきちんと座れるようにしましょう。

椅子に座る際に気を付けるのは「骨盤」、特に「坐骨」です。
坐骨は体操座りをすると、床に当たってゴリゴリする骨ですがこれは骨盤の一部分で、坐骨が正しく座面や床をとらえられているということは、骨盤の在り方が正しいことの目安となります。
そして骨盤が直接当たっている「座位」の状態で、骨盤の在り方や、そこからつながる背骨や頭骨までの並び方を覚えることで、「立位」に進んだ時にも、より良く立つことが出来るようになります。
逆を言えば、手足の形や「バレエらしいポーズ」にとらわれ過ぎてしまうと、骨の位置や並び方に良くない影響が出てしまいますし、またそれを力任せに「矯正」しようとすると、ますます動きにくく、美しくない状態になり、けがにつながる場合もあるので、地味な作業ですが、きちんと骨盤の確認をするようにしましょう。

安定して座ることが出来たら、首を傾げてみたり、横を向いてみたりしてみましょう。
無理なく、そして肩や骨盤がずれることなく、頭を動かすことが出来たら、背骨にフォーカスして縦、横、斜めに動かしてみても骨盤が安定していられるかどうか、など試してみてください。
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ここで大切なことは「安定」は「固定」ではないということです。
安定とはどのように動いても、もとの姿に戻って来られるしなやかな強さのことであり、固定はそこを離れたらその役割やはたらきが出来なくなってしまうものです。
骨盤を土台にした上半身、特に胴体の安定感を得ることで、スムーズな脚の動きが向上していきますから、少しずつトレーニングをしていきましょうね。(木村)
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