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お家で出来るトレーニング⑤親子で身体遊び(その4)

5/5/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

今回は身体遊びシリーズです。
これまでのワークと違って、お手伝いする大人も「少しキツい」ものになっていますが、楽しんで取り組んでみてくださいね。

①跳びこえ回り
大人は座って脚を軽く開きます。
子どもはその脚を跳びこえ、大人の周りをぐるっと回って、もう一度跳びこえる…を繰り返します。
楽しいと感じる動作を繰り返すことは、子どもたちにとって面白い!と感じられるものです。
慣れてきたら、少しずつ脚を床から浮かせて、ジャンプのハードルを上げるだけでなく、大人の腹筋のトレーニングもしていきましょう。
両足一度に跳んでも良いですが、片足ずつ跨ぎ越すように跳ぶと「pas de chat」の足のタイミングを取得することが出来ます。

②自転車漕ぎ
大人も子どもも向かい合って座り、足の裏同士をペタッと合わせておきます。両者の息を合わせてペダルを漕ぐように、ぐるぐると脚を回します。
慣れてきたら両手を万歳のように持ち上げれば、体幹のトレーニングになりますし、その動作をしながら歌を歌ったり、じゃんけんをしたり、「ジュゲムジュゲム…」を唱えたりすると、脳への刺激にもなります。

③跳びこえグーパー
大人は座って脚を軽く開きます。
子どもは大人の脚の間に立ち、大人と手を繋ぎます。
大人が脚を閉じる時に、子どもはジャンプして大人の脚の外側にパーの脚で着地します。
速度を上げたり、手を繋がないで実施したりしても、はらはらどきどきで楽しいです。

④手押し車
子どもは床に手をつき、大人は子どもの足首を持って胴体を浮かせます。子どもたちは手で身体を支えて進んでいきます。
先日の記事で紹介した「動物歩き」からあざらしの発展バージョンです。
サポートする大人は子どもたちが胴体と腕(手)の関係で身体をしっかり支え、また背骨の動きで、頭や骨盤が自然と左右に揺れながら歩くのを見ることが出来るでしょう。
少し力持ちのお子さまなら「自分もおんぶ出来るもんね!」というのと同じように、大人の脚を持ちたがるかもしれません。
そんな時は、ぜひ大人の皆さんもトライしてみてください。

さて今回は「大人もトレーニングになるかも」というワーク
ご紹介しました。
文科省のすすめでは、子どもの1日の身体遊び・運動の目安時間は60分程度と言われています。
でもなかなか60分も運動するのは難しいかと思いますので、スキンシップもかねて、お家での身体遊びを楽しんでください。

「大人を跳びこえるなんて、大人の尊厳が…」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、このトレーニングの目的のひとつには「人との触れあい」にもありますから、大人の尊厳は日頃の立ち居振る舞いや、言動、また大人の見せる(子どもにとっては魔法のような)成果などで、十分に子どもたちに伝わっていると思いますので、存分に楽しんでください。

この「触れあい」の刺激や、この刺激と信頼感の関係性は、他者との関わり方や、レッスンでアドバイスをもらう時の筋肉反応、またゆくゆくは主役やソリストでパ・ド・ドゥ(pas de deux)を踊ってみたい!踊ってほしい!時には、この他者との関わり方が、「踊る以前の問題」として大きく影響しますので、人と触れあうことの大切さが、子どもたちに伝わると良いと思います。

池上校スタジオでは、「バレエ以前」の身体性、運動性、操作性、をきちんと育めるレッスンを行っております。合わせて小さいうちから「外界からの刺激を処理する力」を伸ばしていくことで、バレエに限らず物事に向き合える姿勢、人に向き合える心を育てていきます。(木村)
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