みなとシティバレエ団附属 池上バレエスクール
  • Home
  • スクールについて
  • クラスについて
  • よくあるお問い合わせ
  • ブログ
  • バレエを踊ろう

ブログ

絵本の紹介④

5/5/2022

0 コメント

 
こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

今回は絵本の紹介です。

皆さんはトルストイという作家をご存じですか?
そうです、バレエ作品としても有名な「アンナ・カレーニナ」や「イワンのばか」(バレエを習っている人には「海と真珠」と言った方が分かりやすいでしょうか?)、またオードリー・ヘップバーンの映画として有名な「戦争と平和」を書いた作家です。
難しい小説ばかり書いていそうなイメージですが、トルストイは「イワンのばか」をはじめとした民話風の作品も残しています。

今回ご紹介する「3びきのくま」も、そのような作品名のひとつです。
画像
ストーリーは簡単で、森の中にあるくまのお家に勝手に入ってしまった女の子のお話で、最後はお家を留守にしていたくまの家族と、女の子が遭遇するものの、女の子が逃げて無事だった…というところで終わります。

この絵本を紹介する理由は、この素朴で力強く、それでいてかわいらしい民話風の絵が気に入っている、ということもありますが、3びきのくまのセリフの部分を見てみてください。
大きいくまが話す時には大きな文字で、いちばん小さなくまが話す時には本当に小さな文字で書かれています。
画像
それによって「誰が話しているか」もよく分かりますが、これを声に出して読んでみると、自然と大きなくまのセリフは大きな(お腹から出ているような)声で言いたくなりますし、いちばん小さなくまのセリフは少し頼りなげな感じで言いたくなりませんか?

この絵本はほとんどがひらがなで書かれていて、小さなうちから音読をしたり、しかも役にあわせて声の調子を変えてみるなど、表現力を育てる絵本にもなっています。

バレエでも役柄にあわせて、衣裳だけでなく、歩き方、走り方、立ち方、もちろん踊り方が変わりますから、この絵本ような表現力の育て方も子どもたちのバレエの栄養にもなることでしょう。
役柄によって表現が変わる、というお話もいつか出来れば…と思っていますので、どうぞお楽しみに。(木村)
0 コメント



返信を残す

    著者

    みなとシティバレエ団附属池上バレエスクール。

    アーカイブ

    7月 2022
    6月 2022
    5月 2022

    カテゴリ

    すべて

    RSSフィード

2022©️池上バレエスクール
  • Home
  • スクールについて
  • クラスについて
  • よくあるお問い合わせ
  • ブログ
  • バレエを踊ろう