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運が良けりゃマイフェア・レディ

6/21/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

木村のレッスンCDの中に「マイフェア・レディ」の中で歌われる「運が良けりゃ(With a Little Bit of Luck)」の曲が入っています。

皆さんは「マイフェア・レディ」を観たことがありますか?
木村はオードリー・ヘップバーンが主人公・イライザを演じた映画版を観てきましたが、皆さんのお父さんお母さん、おじいちゃまおばあちゃまは、「メアリー・ポピンズ」で有名なジュリー・アンドリュースが主演したミュージカル版を体験しているかもしれませんね。
日本では大地真央さんが長年イライザを演じてこられ、最近では朝霞まなとさん、神田沙也加さんがダブルキャストで主演されました。

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この「運が良けりゃ」は主人公・イライザの父親・アルフレッドが歌う曲なのですが、これがまた「お調子者」な感じが「むむむ…!」と、真面目な人が聴けばとても納得いかない感じの内容なのです。
ですが、このアルフレッドを演じるスタンウェイ・ハロウェイという俳優さんが良い味を出していて、何だか憎めない存在でもあります。
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さて、この曲はレッスンCDの中では「バトマン・フラッペ(battement frappe)」で使われているのですが、この曲を聞くたびに、メロディの明るさだけでなく、歌詞の内容を思い出して緊張が少しほぐれるのを感じます。

ここから数回にわたって「マイフェア・レディ」を例にあげて、いくつかのテーマでお話をしていきたいと考えております。
今回の記事でお伝えしたいことは「音楽の雰囲気や意図をキャッチしよう!」です。
以前に投稿した記事でも、レッスンで使う音楽には「なぜこのリズムなのか?」「なぜ長調(短調)なのか?」「なぜ3拍子(2拍子、4拍子)なのか?」理由がある、とお話しましたが、それに加えて「なぜ同じ4拍子でも、この曲を選んだのか?」も考えてみると面白いと思います。

音楽は単なるBGMではありません。
チャイコフスキーが言ったように「バレエで用いられる音楽は、音楽としても素晴らしいものであるべき」ですし、その音楽を踊りという「目に見えるもの」にしていくことで、舞台の上のダンサーと客席の方たちで「共有」することが出来ます。
「私が目立ちたい!」という小さな(狭い)気持ちが、だんだんと「より良い時空間を共有したい」という大きな(広い)気持ちになってくると、劇場という大きな空間で踊る時にも、きちんと客席に届く踊りをすることが出来るようになるのではないでしょうか?

そのためにもたくさんの音楽に興味を持ち、また様々な芸術やエンターテイメントにもアンテナをひろげて、色々なことをキャッチ出来るようになると良いですね!(木村)
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