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山に登る

5/23/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

ゴールデンウィークもあっという間に終わり、6月が過ぎれば2022年も半分が過ぎたことになります。
新型コロナウイルスの感染状況については、まだまだ油断が出来ませんが、それでも今年は昨年以上に活動し、自身の成長の成長や、人のお役に立つことに取り組んでいけるよう、毎日を丁寧に過ごして行きたいですね。

さて、皆さんは登山をしたことがありますか?
関東圏に住んでいる人であれば、遠足で高尾山や筑波山などの低い山に行ったことがあるかもしれませんね。

どれだけ低い山だったとしても、山に登る時にはきちんとした準備が必要です。
歩きやすく滑りにくい靴や、草葉で怪我をしないための長いズボン、急な雨をしのげる折り畳み傘やウインドブレーカー、万が一帰れなくなった時のための非常食、応急手当の出来るセット…等々、少し心配性過ぎるかな?と思っても、何かあった時に「持ってきておけば良かった」とならないために準備をしておくと良いでしょう。
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また、少しでも高い山に登る時は、事前に必ず登山計画を提出してから入山します。
これは万が一、山で遭難したり、怪我をして山を下れなくなった時に、救助に向かう人々がその人を探しやすくするためと、救助者自身が辺りをやみくもに探し回って二次被害を起こさないようにするためです。
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今日のタイトルである「山に登る」では、まず「準備の大切さ」についてお伝えしています。

バレエで言えば、骨や骨格がしっかりしていない、または筋肉が十分育っていない状態で、無理なテクニックを押し付けたり、トゥシューズを履かせるなど、「現状をきちんと把握していない」とか、「リスクマネジメントが出来ていない」こと、などが準備不足にあたります。

また情報処理や気持ちの整理の付け方において、まだ経験の少ない子どもたちに、精神論(根性論)を押し付けてしまうことなども、より良い準備が出来ているとは言えないでしょう。

その一方で、「遭難したらどうしよう」とか「怪我をして山を降りられなくなってしまったらどうしよう」と、心配してばかりいては、山で体験出来るはずの豊かな自然や、森の香り、小鳥のさえずりや、せせらぎの音、木々の間から差し込む光や、休憩の時のご飯の美味しさ、そして頂上の展望台まで来た時の「やったー!」という気持ちは、ずっと味わえないままになってしまいますね。
きちんと準備が出来たら、勇気を出して最初の1歩を踏み出してみましょう!

バレエでは自身の経験と、十分な学びを得た先生が、いつも皆さんを見守っています。
先生達が「大丈夫、やってごらん!」と言う時には、どうぞ勇気を出してトライしてみてくださいね。
たとえそこで上手くいかないことが出てきたとしても、皆さんが「遭難」しないように、先生たちはいつでも手を差し伸べる準備は出来ていますし、そこからまた学びを得た皆さんは、その経験を活かして「次の登山」に向けて、しっかりと準備をすることが出来るようになるはずです。
より高い山にチャレンジするもよし、ゆっくり景色を楽しむもよし、これからもそれぞれのペースで進んでいきましょうね。(木村)
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