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スポーツにも活かせます③

7/10/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

太陽が顔を見せてくれる日もありますが、やはり毎日湿度が高くむしむしと暑い日が続いていますね。
この時期は食べ物が傷みやすく、食中毒に注意しなければいけませんが、実は筋肉や関節にも好ましいとは言えない季節です。
冷たい飲み物をガブガブ飲まない、小麦粉や白いお砂糖など水捌けを妨げる食材を避け、消化の良い食事を心がけるとともに、この暑さで身体もダメージを受けていますから、(寝苦しい時もあるかと思いますが)寝具を整えるなどしてしっかり睡眠をとるようにしましょうね。

前回、前々回と「スポーツにも活かせ」るトレーニングのワークをお伝えしてきましたが、今回は立位(立った状態)でのワークをご紹介します。
立位でのワークは、身体の弱い部分に負担をかけたり、苦手な動きなどからけがをしたり、傷めたりしやすいので、これまでのワーク以上に指導者の管理の下で行うようにしてください。

①肋骨ほぐし
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これまで脊柱や肋骨についてお話をしてきました。この肋骨ほぐしでは、より立体的に、かつダイナミックに動かしてみましょう。

②切り返し
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素早い動きは、ただ単に「動きのスピードが速い」ということではありません。「身体のどこから動き出すのか」を意識すると、速度や重さを変えることが出来ます。

③スパイラル・レッグ
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バレエでの動きはアンデオール(外旋)がメインですが、可動域をひろげるためにはアンデダン(内旋)が効果的です。また速度を上げることで、体幹への効果も期待出来ます。

④胸椎モビリティ
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これまでゆるめたりほぐしたり、ストレッチをしてきた胸の背骨(胸椎)に速度と運動性を加えていきます。下半身の安定感がないと、支えの少ないウエストに負担がかかってしまったり、肋間神経痛になってしまうこともあるので気を付けましょう。

⑤マエケン体操
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これは野球選手・前田健太さんが試合前に行っているのを見たことがある人も多いでしょう。これは肩を回しているように見えますが、肩だけを回すと肩を傷めるので要注意!ここまでのワークを思い出せば、何のために、どこを動かすかが分かるはずですね。

⑥スパイラル・パンチ
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背骨から腕を動かす、連動性を高めるワークです。ポール・ド・ブラが「小手先」になってしまう人はぜひお試しください。

⑦タンデム・ポジション
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下半身が安定した状態で、上半身やアームスが動かせるようになったら、足を前後にして立つ「タンデム・ポジション」で動いてみましょう。もしかしたら皆さんを悩ませる課題のひとつであるかもしれないアンデオールですが、逆にアンデオールしないと上半身の動きに対して、脚が堪えられないことが分かるかと思います。

これらのワークはサッカーやバスケットボールなど、動きながら手を使うようなスポーツのために使えるだけでなく、同じように身体の各パーツを運動性によってコーディネートするバレエでも活かせますから、ご興味をお持ちの方はぜひ池上校スタジオで、木村にお声がけくださいね!(木村)
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