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作品紹介③ 眠れる森の美女

5/5/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

作品紹介も3回目となりました。
今回は「眠れる森の美女」から第3幕のディベルティスマンをご紹介いたします。
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「眠れる森の美女」はフランスの詩人、シャルル・ペローの童話集や、ドイツの文学者、グリム兄弟の童話から着想を得て、マリウス・プティパが脚本と振り付けを行った作品です。

邪悪な妖精カラボスの呪いで、100年の眠りについたオーロラ姫は、100年の年月を経て、いばらに覆われてしまった城を訪れたデジレ王子との出会いによって目を覚まし、2人は結婚式を迎えることになります。
第3幕のディベルティスマンは、オーロラ姫とデジレ王子との結婚式に招待された人々の踊りです。
登場人物は次のとおりです。

・金の精、銀の精と宝石たち
・フロリナ王女と青い鳥
・赤ずきんと狼
・長靴をはいた猫と白い猫
・親指小僧とその兄弟と人食い鬼
・シンデレラとフォーチュン王子

この人々は、そのほとんどがシャルル・ペローやグリム兄弟の書いた(再話した)童話の登場人物です。
金の精や銀の精、宝石たちの物語はありませんが、物語の前半でオーロラ姫の洗礼式に登場する妖精(仙女)たちのために用意された、晩餐会用の食器やそれをしまう豪華な箱からイメージされたのではないでしょうか?
また白い猫はペローと同時代の女性作家オーノワの作品に登場します。
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「眠れる森の美女」が初演されたのはロシアですが、この作品の豪華な様子は、ルイ14世時代のフランスをイメージさせます。
これらの踊りを踊るためには、正確なバレエの基礎と、華やかな表現力、童話の世界を体現するような非現実感が必要となります。
ぜひ皆さんも「動く絵本」のようなこの作品を楽しんでご覧になってくださいね!(木村)
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