みなとシティバレエ団附属 池上バレエスクール
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おしゃべりは無駄話?

5/6/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

新学期がスタートし、1ヶ月が経とうとしています。
新しいお友だちが出来て、毎日が楽しい人もいれば、新しい環境で一生懸命頑張って、くたびれてしまった人もいるかもしれません。
気温や湿度の上がり下がりも大きいので、しっかり食べて、しっかり寝て、いつも以上に体調管理に気を配りましょうね。

新しい環境で刺激を大いに受けているからか、この時期、子どもたちからは「先生、あのね!今日ね!」とたくさんのお話を聞くことが出来ます。
その日の給食のこと、お友だちと何をして遊んだか、どんな漢字が書けるようになったか、そして「もう○本も歯が抜けたの!」というお話も。
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私たち講師は、こうしたおしゃべりの中から、子どもたちの様子だけでなく、体調のことや、「何が気になっているのか」というような心の健康についても、ヒントを得ています。

限られた時間の中で接するレッスンだからこそ、レッスンを頑張るのはもちろんのこと、子どもたちの「居場所」としてのスタジオでも在りたいと思いますし、講師たちも「ただバレエを教える」だけでなく、子どもたちの成長の一助にもなれたらと考えています。

限られた時間の中で、それぞれの課題をクリアして行くので、時にはレッスンだけを行わなければならない場合もありますが…
おしゃべりの時間は、講師が子どもたちの状態を把握するだけでなく、子どもたちにとっても必要な時間であると考えています。

先の投稿でもお話したように、子どもたちは毎日、その小さい身体と頭と心にたくさん(過ぎるほど)の刺激を浮けています。
大人であれば、無意識に選択しているような情報も、ほとんど全て受け止めているので、それを心身に負担にならないところまで整理整頓したり、処理したりするには、外からの働きかけや外とのやりとりの時間が必要です。
たくさんの刺激を受ければ受けるほど、子どもたちの心身は成長しますが、処理しきれない刺激を整頓するためにも「あのね!今日ね!」のおしゃべりを「無駄話」などとはとらえずに、「ふんふん、それで?そうか~そんなことがあったんだね!楽しかった?」と、聞いたり、気持ちを一部代弁することで、よりスムーズな成長にもつながります。

そしてこのコミュニケーションで「この大人は信用出来る」と子どもたちが感じると、他者とのコミュニケーションの成功体験として、外に向けて自己表現をしたり、自信をもって発信出来る人になっていけると思いますから、お家でもたくさんお話してくださいね。(木村)
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