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絵本の紹介⑩

7/9/2022

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こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

今回はピーターラビットシリーズの紹介をいたします。
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絵本を読んだことのない人はあっても、そのイラストを目にしたことのない人は少ないかと思いますし、キャラクターグッズを集めている人もいるのではないでしょうか?
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作者はビアトリクス・ポター(Helen Beatrix Potter)というイギリスの女性絵本作家です。
当時の習慣から学校に行かず、家庭教師のもとで学習を続けていったポターには友だちが少なく、たくさんのペットを飼い、それらの世話をし、動物たちのスケッチをする日々を送っていました。

ピーターラビットは彼女の家庭教師の息子であるノエル・ムーアに送った絵手紙に初めて登場します。

「ピーターラビットのおはなし」の主人公であるピーターラビットは、いたずらっ子のうさぎです。
ある日、お母さんから森でくろいちごを摘んで来るように言われたピーターとその兄妹、フロプシー、モプシー、カトンテールですが、ピーターだけはマクレガーさんの畑にしのびこみ、畑の作物を食べてしまいます。
きゅうりの苗床の所に来た時に、ピーターはマクレガーさんと鉢合わせしてしまい、マクレガーさんとピーターとの追いかけっこが始まります。
お家を出る時に着ていた新しい青い上着と靴を脱ぎ捨てて、一目散に走ったピーターは、何とか無事にお母さんたちのもとに帰って来ることが出来ました。
ですが、マクレガーさんの畑でたくさん食べて、逃げに逃げて戻ってきたピーターはすっかりくたびれてしまった上に、お腹をこわしてしまいました。
お母さんの言うことを良く聞いてくろいちごを摘んだフロプシーとモプシーとカトンテールは美味しい夕ごはんをいただくことが出来ましたが、ピーターはベッドの中でカミツレの煎じ薬しかいただくことが出来ませんでした。

このピーターのいとこにはベンジャミンバニーがいて、ピーターの家族のフロプシーと結婚するのですが、このお話はまた今度の記事でお伝えしたいと思います。

今年は「ピーターラビットのおはなし」が出版されてから120年の記念の年で、世田谷美術館でも企画展が開催されましたし、ビアトリクス・ポターは「不思議の国のアリス」の作者であるルイス・キャロルと同じくらい、その人物像が研究されている作家です。
当時の階級社会や、世の中の様子、文化などとも深い関わりがあり、それらを反映させた作品やフレーズなどもあり、その繊細で美しい絵を楽しむだけでなく、ピリッとしたセリフなどにも注目すると、大人でもまた新しい楽しみ方が出来るかもしれませんね。



またKバレエカンパニーでは、イギリスのロイヤルバレエで上演されていた「The Tale of Beatrix Potter」を「バレエ ピーターラビットと仲間たち」として上演しました。全身着ぐるみのダンサーが素晴らしいテクニックを披露する様子は、まるで動く絵本のようです。
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デジタル技術を駆使した映画も上映されていますし、それぞれの楽しみ方でピーターラビットたちと触れ合えそうですね。(木村)
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